ユッカの育て方

ユッカ・エレファンティペスは育てやすい植物です。

 

多くは、朴もので出回っています。
キジカクシ目キジカクシ科に属する植物であり、同様に朴もので出回っていることの多いドラセナ(フレグランス・マッサンゲアナ)とは近縁にあたります。

 

どちらも、大きく育ちます。
上手に育てれば、膝丈くらいの鉢植えで購入したとしても、1~2年後には腰丈、さらに数年後には胸の位置などのように大きくなります。

 

このことからも、いずれは切り戻しなどによって樹高を整えることになります。

 

置き場所は?

ユッカには、ある程度の耐陰性があります。
このことからも室内で管理できる観葉植物として重宝される傾向にあり、育てやすいことからも人気の植物となっています。

 

しかし、基本的には光を好みます。
耐陰性があるというのは「光が弱くても枯れない」というだけであり、光量不足になると「葉が垂れ下がってしまう」「葉が黄化してしまう」などの問題が生じるようになります。

 

  • 4~10月:光線に当てる
  • 11~3月:ガラス越しの光を当てる

 

また、風通しも重要です。
適度な風通しがなければ病害虫のリスクが高まりますので、特に葉が混み合っている場合には注意が必要です。

 

朴ものの場合、すかし剪定(間引き剪定)が必要になることもあります。

 

水やりの方法は?

ユッカは、乾燥に強い植物です。
しかし、多肉植物ほどの耐乾性はありませんので、鉢土が乾いた状態が続くと「気根を出して空気中の水分を取り込もうとする」ようになります。

 

どちらかと言えば、乾かしぎみに管理する植物です。

 

  • 4~10月:鉢土の表面が乾いたら
  • 11~3月:鉢土が乾いたら

 

水やりは、たっぷりと行います。
表面を濡らす程度の水やりを続けてしまうと「根張りが浅くなる」「空気が入れ替わらないために根が酸欠状態になる」などの問題が生じます。

 

鉢底から流れ出るまで与えることがポイントです。

 

植え替えと肥料について

ユッカは、5~9月頃に植え替えます。
土や肥料にうるさい植物ではありませんので、一般的な培養土(観葉植物の土)や「赤玉土:腐葉土:パーライト(4:4:2)」などでも十分に育ちます。

 

  • 植え替え:5~9月
  • 土:培養土(観葉植物の土)

 

ユッカは、大きくなる植物です。
あまり大きくしたくない場合は「根切りして同じ大きさの鉢に植え替える」、大きくしたい場合には「鉢土を1/3ほど落として一回り大きな鉢に植え替える」のがセオリーです。

 

肥料に関しては、緩効性化成肥料を生育期に1~2回施します。

 

増やし方について

ユッカは、挿し木によって増やします。
挿し木の適期は5~9月であり、剪定(すかし剪定や切り戻し剪定)によってでたものを挿し穂として(肥料分の少ない)土に挿しておけば発根します。

 

期間としては、2カ月以内には発根するはずです。

 

切り口の処理が必要になる場合があります。
たとえば、土に挿す部分には「殺菌剤または発根促進剤」、空気に触れている部分には「接ろう(切り口癒合剤)」などでの処理です。

 

ユッカの場合、根腐れ防止剤はなくても(めったなことでは)失敗しませんし、接ろうに関しては(殺菌効果はありませんが)木工用ボンドで代用することもできます。

 

まとめ

ユッカは、育てやすい植物です。
ユッカ・エレファンティペスを枯らしてしまうようであれば「根本的に植物の管理方法を間違えている」ことになります。

 

問題は、大きくなることです。
室内管理の場合、いずれは切り戻しが必要となる植物ですので、大きくなる植物を好まない場合にはおすすめできない観葉植物でもあります。

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