ユッカのわき芽

ユッカには、わき芽ができます。
そもそも、朴もの仕立てのユッカは「幹を挿し木(管挿し)して芽吹かせたもの」ですので、わき芽を育ててインテリアにしているということになります。

 

本来、ユッカは枝分かれしやすい植物です。
しかし、芯止めをしていないユッカが(わき芽を出して)枝分かれしやすくなるのは「一定以上の大きさになってから」だとされています。

 

その大きさは、室内管理では現実的ではありません。

 

また、わき芽が出ると基部の生長が鈍化します。
この点は好みが分かれるのですが、「もっと大きく(高く)したい」と考えているユッカにわき芽を出させてしまうと生長しにくくなることがあります。

 

切り戻しでわき芽ができる理由

ユッカは、わき芽のできやすい植物です。
しかし、芯止めされていないユッカの場合には、ある程度の大きさにならなければわき芽はできにくいという特徴も併せ持ちます。

 

そのため、多くのユッカはまっすぐ伸びるような樹形をしています。

 

朴もののユッカは、すぐにわき芽ができます。
これは朴もの(管挿しされたユッカ)には成長点がありませんので、積極的にわき芽をつくることで生長しようとしているためです。

 

わき芽を作るためには、芯止めするのが効果的です。

 

切り戻さずにわき芽をつくるには?

芯止めをすれば、わき芽ができます。
しかし、現在の樹形が気に入っていて「芯止めはしたくない」という場合には、深く傷つけることでわき芽ができる可能性があります。

 

もちろん、確実ではありません。

 

わき芽は、養分のある所によくできます。
幹を深く傷つけると「傷の下部に養分がたまりやすくなります」ので、この養分を利用してわき芽ができやすくなります。(※もちろんホルモンなどの影響もあります)

 

あまり、おすすめできる方法ではありません。
深く傷つけても確実にわき芽ができるわけではありませんし、傷をつけたことによって雑菌が侵入してしまうリスクもあります。

 

また、傷の直上には根ができてしまうこともあります。

 

わき芽ができると大きくならない?

わき芽ができると、基部の生長が鈍化します。
これは、幹の途中にわき芽ができることで「養分がわき芽の方に流れやすくなる」ためであり、場合によってはわき芽の方が大きくなることもあります。

 

基本的に、意図的にわき芽を作るのはおすすめしません。

 

植物の生長は、養分の流れに影響されます。
必ずしもイメージ通りに生長してくれるとは限りませんので、よほどの理由がなければわざわざ樹形をくずす恐れのあることをするメリットは小さいと言えます。

 

試す場合には、失敗しても構わない株で行ってください。

 

まとめ

ユッカは、枝分かれしやすい植物です。
しかし、ユッカが枝分かれしやすくなる(わき芽ができやすくなる)というのは、ある程度の大きさになってからです。

 

基本的に、芯止め(敵芯)しなければわき芽はできません。
意図的に深い傷をつけることでわき芽が出る可能性もありますが、(かなり不安定なテクニックとなりますので)おすすめはしません。

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