ユッカに葉水をする理由

ユッカには、葉水をします。

 

葉水とは、霧吹きやハス口で葉を濡らすことです。
葉水には、「植物が高温になりすぎないようにする」「ハダニなどの病害虫を防ぐ」「ほこりを洗い流す」などの効果があります。

 

しかし、直射日光には注意が必要です。
日差しの強い時間帯に葉水をしてしまうと「温度差によって障害が起こる」「水滴がレンズの役割をして葉が焼けてしまう」などのリスクがあるためです。

 

また、低温多湿になるとカビのリスクも高まります。

 

温度を下げる効果

盛夏、植物は水分を蒸発させることで温度を下げます。

 

ユッカは高温に強い植物です。
しかし、いくら高温に強いとは言っても限界はありますし、原産地であるメキシコ周辺と日本の夏とでは暑さの種類(湿度)が異なります。

 

ユッカであっても、高温で弱ってしまうことがあるのです。

 

そこで、葉水をします。
葉水をしますと葉についた細かな水滴が蒸発するときの気化熱によって温度が下がりますので、高温によって弱ってしまうリスクを減らせます。

 

病害虫を防ぐ効果

ユッカには、ほこりがつきます。
ほこりの中には病原体としてのカビや微生物が含まれていることがあるため、病害虫を防ぐためにも葉に付着したほこりは拭き取っておく必要があります。

 

葉水をすることで、ほこりを洗い流せるというわけです。

 

ユッカは、乾燥するとハダニがつきやすくなります。
ハダニには水を嫌う性質がありますので、葉水によって直接的に濡らしたり乾燥を防ぐことによって病害虫(特にハダニ)のリスクを軽減することができます。

 

当然、直接的なハダニ退治にも効果的です。

 

また、ほこりは健康のバロメーターにもなります。
植物自体が活発に生育できていると「目立ってほこりがつくことは少ない」という特徴があり、あまりにもほこりがつく場合には管理方法を見直してみる必要があります。

 

インテリアとしての植物

ユッカは、観葉植物です。
もちろん、「日本国内においては」という条件が付くのですが、観葉植物であるからには観賞価値を保つ必要があります。

 

ほこりがついていたのでは、鑑賞の価値はありませんよね?

 

基本的に、葉水の役割は病害虫のリスクを減らすことです。
しかし、同時に「植物の状態を良くして観賞価値を高める」という効果もありますので、葉水は観葉植物の手入れとして欠かすことのできないものとなります。

 

もちろん、濡れ布巾などで拭き取ることも有効です。

 

まとめ

ユッカには、葉水をします。
葉水には「病害虫のリスクを軽減できる」「観葉植物の観賞価値を高められる」などのメリットがありますので、欠かすことのできない手入れであると言えます。

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